杉原厚吉・明治大学特任教授の錯視が不思議すぎる!どうなってるの?
最近、ツイッターで発見した不思議なものを紹介します。
はじめ見たときは、あれ?どうなってるの????????
かなりの「?」がついて動画をしばらく見入ってしまいました。
杉原厚吉先生、この不思議な作品を作っている人ですが、この世界では世界的にも有名人のようです。
いったいこの「錯視」(さくし)と呼ばれる不思議な世界をどうやって作り出しているのでしょうか?
さっそく、見ていきましょう!
杉原厚吉先生の錯視作品とは?
見ていると訳がわからなくなってきますよ。
動画の中では、こういう作りになっているのかと目で見てわかるのですが、でもなんでそう見えるの? となってしまいました。
不思議です。
他にも不思議な作品が多数あるので、いくつか見てください。
世界大会「Best Illusion of The Year Contest」2016年で準優勝した作品です。
これも不思議です。四角柱なのに円柱に見えるという不思議な造形です。
見る角度によってこいう不思議なことが起こっているのは理解できるのですが、何で?となりますね。
何度も動画をみてしまいました。
もう一つ紹介します。
鏡に映ると姿が変わる変身立体 「円柱のマスゲーム」
— Sangmin Ahn (@gijigae) 2018年4月20日
錯覚コンテストの世界大会で入賞の経歴を持つ杉原 厚吉先生(明治大学)の作品。@Rainmaker1973 から pic.twitter.com/NMHxrEHMkA
これは、先程の四角柱が円柱になるのと似ていいますが、形が少し複雑になっていますね。
よく考えられていると思います。
続いては、2010年の錯覚コンテストでも入賞した作品です。
ボールが坂道を落ちていくのではなく、登っていくように見えます。
重力に逆らっているように見える不思議な作品です。
うーん!不思議だわ!
杉原先生、かなり大掛かりな作品も作ってました!
どうなってるんですかね。これ実際に滑ってみたいー!
多分滑っている人は、坂道を滑っているので普通の感覚なんでしょうね。
見る角度によって変わるのは、わかっていてもなんか納得できない感覚です。
どうなってるの?
杉原先生いわく、人間の脳の特徴をうまく使っているんだそうです。
人間の脳は、立体・3次元のものを2次元で見たときに本来は、こういう立体のだと勝手に復元してくれるそうです。
脳がこの形だったら、こういう立体だと思い込んでいる状態を作り出してくれているようです。
本当は、画像を見ただけでは本来の立体の形はわかるはずはないのですが、脳が勝手に処理して復元してくれるそうです。
うーん、脳は凄いですね。
この脳の特徴を利用して、こういう立体を平面に映せば脳はこういう錯覚をおこしてくれるのではないかと逆に考えて作られているのが、杉原先生の錯視作品です。
杉原先生も凄いです。
脳が錯覚するを数学的に解き明かすことでいろんな作品を自由に作り出すことに成功しています。
杉原先生曰く、立体錯視アートは、連立方程式だそうです。
杉原先生ってどんな人?
ここでこの立体錯視アートを生み出している杉原厚吉先生のプロフィールを紹介します。
先生の研究テーマは、人間の視覚の仕組みを解明して交通事故や渋滞解消、芸術分野の発展にも貢献することだそうです。
まとめ
人間の脳には、まだまだ不思議な機能がありますね。
それが数式化できるということにビックリです。
数式はなかなか理解できませんが、アート作品にしてもらって体験できれば数学にも興味が持てそうですね。
自分でも作ってみたいという気持ちが湧いてきました。
小学校や中学校の建築にも活かせそうだなあと思いました。
そんな面白い学校があると楽しいですね。
誰か作ってくれないかなあ。